こんにちは、皆さん。今日は、「セキュリティソフト」と「 Visual Studio Community 」との関係について、お話ししたいと思います。
実は、プログラム開発というのは、「常に、新しいアプリケーションを作る」ということに、他なりません。そして、それを実行することになります。
ということは、自分のパソコンに、毎回「.exe」や「.dll」が作成されるということになります。
自分では問題がないと分かっていても、セキュリティソフトには、それが分かりません。新たなソフトウェアが、インストールされたと判断します。
ですから、当然といえば当然のように、毎回セキュリティチェックが入ります(激汗)。
その辺りを、初心者の方に説明したいと思います。
IDEからプログラムを動かすということは?
Visual Studio Community の IDEから、プログラムを実行する場合、作成・変更された全てのソースプログラムは、ファイルとして「保存」又「上書き保存」されます。
そして、「obj フォルダ」や「bin フォルダ」に、「.exe」や「.dll」が作成(再作成)されます。
そして、その後にプログラムが実行されます。この一連の流れは、自動的に行われます。開発者は、何も意識する必要はありません。
この時に、実行前のエラーチェックも行われますし、実行後のエラーチェックも行われます。これが、滅茶苦茶に有り難い分けです。IDEの真骨頂ですね。
ところが、昨今のコンピュータ事情は、そう簡単ではありません。セキュリティチェックが、必ず入ります。
まぁ、セキュリティソフトを入れていない方は、少ないと思いますが入れていると、必ずそうなります。私も、セキュリティソフトがバージョンアップされて、その恩恵を受けています(激汗)。
最初は、プログラム開発を行う上で、毎回セキュリティチェックが入るのは、困ったなぁと思ったのですが、ある事情によって一変しました。寧ろ、その方が有難い分けです。
「除外」フォルダを設定する。
私の使っているセキュリティソフトには、自分が安全だと思うフォルダを、セキュリティチェックの「除外」フォルダとして、設定することができます。
これによってIDEによるプログラム開発が、スムーズに行えるようになりました。
こうなると、セキュリティは強化されて、尚且つスムーズに運営できるようになるので、願ったり叶ったりですね。
詳しいことは、セキュリティー的に書かない方が良いと思うので、自分で調べてください。それぞれ、使用しているセキュリティーソフトが異なるので。m(_ _)m
キーワードは、「除外フォルダ」です。其々のセキュリティソフトの「設定」で、対応できると思います。
方法としては、一例ですが、「ドキュメント」フォルダ等の中に、「開発フォルダ」を作成します。そして、それを常に「プロジェクトの場所」として、開発を行います。
開発が済んで、完成したアプリケーションは、その「プロジェクトフォルダ」を、何処かに「完成フォルダ」のようなものを作って、そこに「コピーか移動」をします。
完成したアプリケーションは、一度セキュリティチェックを受ければ、後はセキュリティチェックを受けずに、使い続けることができます。
Visual Studio Community の「IDE」で、「プロジェクトの場所」を変更する方法は、以下の通りです。
「最上部のメニュー」ー「ツール(T)」ー「オプション(O)…」ー「プロジェクトおよびソリューション」ー「場所」の中に、「プロジェクトの場所(P):」があります。
ここに、フルパスで設定します。詳しい解説は、以下の記事を参照してください。

そして、セキュリティソフトには、「開発フォルダ」を、除外フォルダとして設定します。
難しくはないのですが、「場所」を見つけるのは、難しいかも知れません。
この時に、留意したいのは、「開発フォルダ」を大きく取った方が、良いと思います。こまめに取って個々のフォルダを設定するのは、大変だと思います。とは言っても、好みの問題ですが。
まぁ、プロの方ならそれくらいの事は、幾らでも対応できるでしょうが、初心者の方には「非常に不安」だと思います。ですから、記事にしてみました。
詳しいことは、ネット検索で探してみましょう。分からないことがあれば、ネット検索をするというのが、プログラム開発におけるトレンドです。m(_ _)m
まとめ。
プログラム開発と、セキュリティソフトとは、実は「矛と盾」の関係です。ですから、何方が強いかではなく、何方も必要なわけです。
しかし、この事を知らないと、プログラム開発は、一歩も前に進みません。
開発環境の「セキュリティ」も重要だし、「プログラム開発」も重要だし、と板挟みにならないように、「最重要」案件として、記事にしてみました。
それでは簡単ではありますが、この辺でごきげんよう。(^。^)y-.。o○
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